• (写真左から)1.佐藤明夫さんの自作の生ハム小屋の天井には各生ハムオーナーさんのための豚の足がたくさんつりさげられています。他にも明夫さんが試作する地域のジビエを使ったハムやベーコンが美味しそうにつりさげれた一画も。それらは生ハムの仕込み体験が終わると高山のワインと一緒に少し切り分けてくださったりしてつまみにいただきます。幸せ!
    2.仕込み風景。
    3.熟成2年目のハムはこちらに移動。
    4.生ハムホルダーに設置された生ハム。


    信州高山村は数々の国産ワインのための高品質なブドウを生み出すことで知られている地域。ブドウだけではなく最近はワイナリーも設立され、期待してしまいます。

    その地の若手随一と言われるワインのためのブドウ栽培家、佐藤明夫さんは、その本職でも大変力のある方で、彼のことは国産ワインのお店でしたら色々と語られることと思います。たとえばシャトーメルシャンのキュベ・アキオと名前を冠したワインがあったり小布施ワイナリー、ココファームなど名だたる日本のワイナリーが明夫さんの葡萄を使用していたり・・・。でもそれはまたの機会に。

    常連さんにはお馴染みの話ですが、そんな明夫さんはご自身がお好きだからという理由で農閑期に生ハムを造り始めました。建築を志してイタリア留学もされた奥様もご協力し作ったという自作の生ハム小屋には毎年レストランのシェフたちや地元の方々がやってきます。

    高山村をとても愛してやまない方、そして高山村に明夫さんありというような魅力いっぱいな方で、私たちも生ハムを造ることはもちろん彼に惹かれて毎年現地を伺っている次第です。


    そんな彼の魅力にひかれるのは私たちだけではないようで、そういう人々から広がった輪は大きく膨れ上がり町おこしに。秋に行われる手作り感の嬉しい生ハムの完成披露パーティーには長野中から多くの人々がやってきます。二回目のパーティであった昨年、私たちも初参加しましたが、本当にたくさんの方がいらして、高山由来のワインやりんごといった特産品やジビエと一緒に生ハムが振舞われていました(写真)。

    さて、前年度、寒い高山村で、豚肉を購入させていただき、血抜きをし塩を刷り込んで仕込みの体験をさせていただいた生ハムは全部で3本。みゆきポーク、オレイン豚、鹿児島の黒豚。明夫さんの管理のもと少しずつ熟成時間を長くしてもらいながらお店にその都度送っていただいております。

    本日届いたのは信州オレイン豚。オレイン酸が豊富な豚。熟成期間の違いからも噛みごたえも味わいも前回とまた違って楽しめます。いつもあっという間になくなってしまうので是非お早目にお立ち寄りくださいね!


    (上)一昨年の時は大雪でした。こちらは明夫さんの本職のワイン用ブドウ畑。こちらに現れる明夫さんのブドウを食べていた巨大イノシシと明夫さんの睨み合いの話にお酒をいただきながら大笑い。野生児明夫さんは金属バットで応戦しようとしたらしいです・・・(汗)。